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2016年11月25日金曜日

ボランティアのかたち

東京ホームタウンプロジェクト・グループ討論会
 平成28年11月19日(土)13:00~日本橋で開催された東京ホームタウンプロジェクトの中間交流会に参加。昨年度に支援を受けた団体としてパネラーで登壇し、見守り活動の概要と支援の内容について紹介した。その後はテーマごとに小グループに分かれグループ討論会。その中で「在宅ホスピスケア」のボランティアコーディネーターMさんの話は大変興味深く、そして心に残った。

「あなたは自己満足のためにこんなボランティアをしているでしょ!」
在宅療養中の方からこんな言葉をなげつけられたそうである。

 ホスピスケアとは余命かぎられた患者が心理的、身体的な苦痛から解放され、残されたわずかな日々を人間としての尊厳を保ちながら心身ともに安楽に過ごすことができるようにするためのケアのことだ。
 Mさんはそこで患者や家族に寄り添い、相手の話しを受け止めて聴く傾聴ボランティアを無償で行っているという。医療や介護ではない心のケアである。

  最初から自己満足のために毎回他人の死と向き合っていける人はいない。そして「やさしさ」と「利他心」が人一倍強くなければ、
この活動はできないだろう。それでもその家族に喜んでもらえたことが結果として励みになり、自分の満足になり、活動の継続に繋がっていくのだと思う。
すみだのみまもりHPへ

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