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2016年9月30日金曜日

サポート隊に変身



 平成28年9月25日(日曜日)墨田区合同防災訓練に参加した。各町会の他に警察、消防、自衛隊そして墨田区医師会なども加わり大規模な防災訓練が錦糸公園グラウンドで行われた。
 訓練メニューのひとつが「町会のサポート隊が逃げ遅れた要配慮者を救出」である。サポート隊とは非常災害時に、地域の要配慮者の身の安全を確保するという目的で結成される。ここでは総勢17名の町会防火防災部員がサポート隊として参加、オレンジ色のツナギと半長靴、白ヘルメットという本格的ないで立ちで救出活動のデモンストレーションを行った。

 町内の自主防災組織は平成12年に防火防災部として誕生している。以降毎年、全町民に呼び掛けて本所消防署指導のもとに防災訓練を行っている。そして大災害発生のときは、建物倒壊などで閉じ込められた人や逃げ遅れた人達を救出する互助活動を中心になって行う。
 そのときは「どこに誰が閉じ込められているのか?」の情報が必要だ。その安否確認に日頃のみまもり活動で得た経験がいかされるのである。

 太壱みまもり隊は大災害発生直後から町会防火防災部に合流し「サポート隊」に加わるが、要となるのが両方の組織に属している3人の男子隊だ。日頃の白いユニフォーム姿からオレンジ色のサポート隊に変身し情報の橋渡しをスムーズにおこなう役割を担う。
すみだのみまもりHP

小休止高齢化社会

          小神輿巡行を先導するみまもり男子隊(平成28年9月17日)

 民生委員の委嘱を受けて現在Ⅱ期目、間もなく7年目を迎える。当初は引っ越してきたばかりで知り合いも少なく、手探り状態からのスタートだった。とりあえず町の人口構成(平成22年7月時点)だけでも知ろうと思い墨田区公式HPの町丁別・年齢階層別人口を調べた。
 そこには太平一丁目の人口は2,714人でそのうち65歳以上の高齢者人口は447人とあった。高齢化率は16.4%である。この比率は墨田区平均の21.8%に比べて際立って低い数値であった。

 では今年はどうだろうか?平成28年7月時点の最新人口集計データを見ると町内人口は3,422人になっている。ずいぶん増えた。6年間で709名も増えたのだ。とりわけ14歳以下の年少者人口がグゥーンと増えている。
 では気になる高齢化率はというと16.3%で6年前とほぼ同じである、高齢化はどうやら小休止中らしい。秋祭りはいつも大勢の子ども達で溢れる。まだまだ活気ある町なのだ。


2016年9月15日木曜日

敬老のお赤飯

美味しいお赤飯ですよ。(平成28年9月12日)

 9月19日は敬老の日。お年寄りを敬う日である。牛島祭りと重なるが地域の高齢者にお赤飯とお祝い金を届けるという敬老の日のイベントがある。これは30年位前から長きにわたり続いている町内恒例行事で、今年は70歳以上の高齢者約300人に先日届けた。

 毎年この重責を担うのが町内会福祉衛生部の皆さん方である。ここの部長が太壱みまもりネットワークと兼務するなどお互い協力関係にある。年に1回だがお赤飯を届けることで高齢者の様子も少しわかり、また新しく転居してきた住民と顔見知りにもなり皆さん喜んでくれる。これも長年続いている立派な見守り活動の一つといえるだろう。

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2016年9月12日月曜日

そろそろ秋祭り

     神輿の前にてみまもりグループ集合写真 (昨年の祭礼で撮影)

  本所地域では「牛島神社祭礼」いわゆる秋祭りが毎年9月中旬に行われる。今年は9月16日から19日(敬老の日)までの4日間だ。宵宮から始まり奉納踊り、神輿・山車町内巡行そして最後は鉢洗いと町内は祭り一色になる。もちろんその準備も含めると半月もの間この秋祭りに係っていることになり、町内祭典担当の情熱と努力は並々ならぬものがある。

 私たちみまもりグループもこの時期は祭りには積極的に参加する。せめて9月中はみまもり活動を離れてこの伝統行事を単純に楽しみたいのだ。それでも祭り半纏を着て神輿や山車と一緒に町内を巡行するにつれ、つい気になる独居高齢者宅の窓辺を見上げたり、人混みの中にしばらく会えていない方を思わず探したりしてしまう。

 町内には一人暮らしで認知症の方も数人いる。昨年の祭りではAさんがふらっと町会会館に来て神輿をじぃーっと眺めていた。声をかけると「○▽さんはいるの?」・・・・よく聞き取れなかったが昔を思い出していたのかも知れない。Bさんは賑やかな神輿が近づくと大事な人形を抱いて歩道のところまで出てきてくれる。声をかけると満面の笑顔になり話が弾む。ハレの日は固まったこころを解き放してくれるのかもしれない。
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